渇いたコラム(byカラカラ山)

ただただ言いたいこと、感じたことをのんびりと。普段はラジオ番組にメールを投稿したりしてます。だいたいどのコラムも1,2分で読めるように心がけて書いております。。。

1.真似したがり

 

   今朝、担任から一枚の手紙が配られた。中身は卒業文集についてだった。そろそろそんな時期か…と思いつつ僕の感情はすこぶる高ぶっていた。

 

   先日、少し早めの受験を終え、現在僕は合否結果を待っている状態だ。ただ待っているだけだと気が休まらないと思い、慣れない都会からの帰り道に僕の尊敬するオードリーの若林さん著作「ナナメの夕暮れ」を買い(本当は結果がわかってから買おうと思ってたのだが。)、それを読みつつ結果を待つことにした。

 

 僕は小さいころから「真似したがり」だ。ワールドカップを見た次の日にはサッカーをして無回転シュートの練習をするし、「スパイダーマン」を見た日は1日中糸を出すポーズをして頭の中ではビルの狭間を飛び回ってるし、初めて「沈黙の金曜日(ラジオ番組)」を聴いた次の週にはメールを投稿し始めてた。

 そして「ナナメの夕暮れ」を読んでいる僕は今、猛烈に何か書きたい衝動に駆られていた。卒業文集はそんな僕には打って付けの課題だった。

 

 しかし、しかしだ。卒業文集はこれまでの学校生活についてだったり、部活動だったり…縛りがあるじゃないか。僕は自由に書きたいことを書きたい。今日、昼に食べたそばがおいしかったこと、僕が寒がりなこと、見た映画が刺激的だったこと…そういうことから話が広がって…っていうことがしたいのに。

   しかも文字数は多くても400文字までということだった。学校生活について本当に言いたいことなんて言い出したら400文字でまとめられるわけがない。(まあ殆ど愚痴なのだが。)なんという鬼畜極まりない課題なのだろう。

 

 そんなことを思い、こうやって卒業文集の愚痴をこぼしつつさりげなくこっそりとコラムを始める僕も僕でなかなか鬼畜極まりないのではないだろうか。